【体験談】歯科衛生士のやりがいと大変さ/向いているのはこんな人

皆さんこんにちは。harachanです🍀

今日はいかがお過ごしでしょうか。

今週からblogを始めて、もう6日目になります!

毎日更新できている自分を褒め称えたいです❤️‍🔥

昨日インスタグラムで発信したら、私の中学、高校時代のお友達がブログを見てくれて、感想をくれて、とーっても嬉しかったです!

こうやって一人でも読んでくれる人がいるのは幸せなものです。いろんな方に届くようにこれからも頑張ります!


さて今日は、歯科衛生士をやっていて「よかったこと」と「大変だったこと」を話していきたいと思います。

誰かの進路決定の役に立てたら嬉しいのと、現役歯科衛生士さんが共感してくれたらいいなと思って書きます✏️

歯科衛生士をやっていてよかったこと

患者さんが喜んでくれること

歯科衛生士をやっていてやっぱり一番嬉しいのは「患者さんが喜んでくれること」ですね。

歯医者さんってあんまりいいイメージないじゃないですか。

予防歯科がだいぶ普及してきたとはいえ、まだまだ「怖いところ」というイメージが強いのも事実。

そんな中で、患者さんが私のメンテナンス、クリーニングを受けて

「とても気持ちよかった!」

「安心して心地よくて寝そうだった。」

と言ってくれた時はもうとってもやりがいを感じました。


私が受け持っていた患者さんで小学生ぐらいの女の子がいたのですが、その子は極度の「歯科恐怖症」でした。

歯ブラシを歯に当てるのも怖い。そんな状態からスタートしましたが、最後には通常のクリーニングを受けられるところまで成長したのです!

その子のお母さんもすごく喜んでくれて、

「お姉さんがいたから歯医者に通うことができました。本当にありがとうございました!」

と言ってくれ…退職する時もとても悲しんでくれて、本当に嬉しかったです。

私が退職するときに、泣いてくれた人もいました。

「自分がいること」で歯医者に行こうと思ってくれる。

そう感じられたのは本当にいい経験だなと思います。

自分の歯も健康も大事にできる

歯科衛生士になるまでの私は、歯磨きが面倒くさくて、間食もよくしていたので、恥ずかしながら虫歯がたくさんありました…。

歯医者さんといえば、「歯を治療するところ」。

私自身が一番そう思っていたと思います。

「痛くなるぐらいなら歯の神経なんて抜いちゃえばいいのに」

と本気で思っていました。(恐ろしい🙄)


歯科衛生士になるために勉強する中で、歯の大切さを初めて知り、そこからは歯をちゃんと大切にするようになりました。

今でも3ヶ月に1回はクリーニングに行っていますし、毎日のフロス、歯磨きは欠かせません。

間食もだらだら食べず、時間を決めてするようになりました。


皆さん、フロスしていますか?

歯ブラシだけではどれだけ綺麗に磨いても60%ほどしか汚れは落ちていないと言われています。

そして、歯周病や虫歯の好発部位は「歯と歯の間」。

フロスや歯間ブラシは1日1回以上使うようにしてくださいね🦷✨


そして今は「虫歯や歯周病と全身疾患の関連性」がわかってきています。

“生活習慣病の始まりは口腔内疾患から”とも言われています。

お口の健康を保つことは、全身の健康にもつながるんですね。

歯科衛生士になったことで、こういった知識を得ることができ、結果的に自分の健康を保つことに繋がっていると思います。


そして、自分の身近な人。

自分の家族や夫、夫の家族などに情報を共有して、自分の身近な人の健康を守ることにも繋がっています。

歯科衛生士をやっていて大変だったこと

知識や技術のアップデート

医療の世界は常に進歩しています。

1年の間に、アップデートされる情報もたくさんあります。

資格を取ったから終わりじゃないんですよね。

常に学び続け、それを患者さんに提供し続けなければならない。

やっぱりそれは大変なことのうちの一つでした。


私が苦手だったのは、歯科衛生士の要とも言える「歯周病治療」

奥が深すぎて学んでも学んでも理解しきれなかったのと、何よりも手技が難しかったです。

実際に患者さんのお口の中で、外科的な処置をすることになるので、ミスができないプレッシャーはずっとありました。

これはどの医療職でもあるあるかな。医療行為を行うということはそれ即ち人の命に関わることになるので。

私は、強度のHSPなので、そのプレッシャーに耐えられませんでした。

もしかしたら、同じように悩んでいる歯科衛生士さんや医療職の人もいるかもしれませんね。

意外と体力を使う

歯科衛生士業務をする時は、椅子に座るのですが、治療のアシストについたり、患者さんの誘導をしたり、治療に使う器具の準備をしたりするときなどは、ずっと立ちっぱなし。

私のいた歯科医院は患者さんが多く、常に時間に追われていて、しかも1階と2階で診療室が分かれていたので、息を切らしながら階段を一段飛ばしで登ったり、走り回ったりすることも多かったです^^;

その上で、患者さんとは常にコミュニケーションをとっているので、頭も口も動いている。

まさに、手も足も口も頭も動いているような感じです。

なので1日の診療が終わった暁には灰になっていました(笑)


患者さんの前ではスマートに振る舞っていましたが、裏では戦場のような感じでしたね。

※歯科医院によって異なる可能性もあります

意外と体力がないとできない仕事かもしれません。

歯科衛生士に向いている人

実際に働いてみた私の視点にはなりますが、歯科衛生士に向いている人はこんな人!というのをシェアしたいと思います。

手先が器用な人

歯科衛生士の業務で切っても切り離せないぐらい重要なのは、“手”です🤚

手を使って、器具を持ち、お口の中という小さい空間の中で作業(施術)をします。

なので頭より、手や足を動かしたい!!という人は向いていると思います!

ちなみに私は真逆で、手より頭を動かしたいタイプだったのであまり向いていなかったなと思います。

人と話すのが好きな人

これも鉄則ですね。

歯科衛生士は患者さんと話すことが歯科医師よりも多いです。

その中で、患者さんの生活習慣だったり、嗜好品だったり、情報を得て、治療や予防に繋げていきます。

老若男女、赤ちゃん〜ご高齢の方まで、幅広い年齢の人とコミュニケーションをとるので、対象の人に合わせて対応を変えられる能力が必要かなと思います。

コミュニケーションをとるのも結構体力がいるので(^^;;

人と話すのが好きでないとなかなか難しいかなと思います。

繊細すぎない人

これは完全に私だからこそ語れる視点なりますが、

「繊細すぎない」というのは意外と大事なような気がします。

私のように小さなことを気にしすぎてしまう人には責任が重すぎて、人を救うお仕事なのに自分が潰れてしまうということが起きてしまいます。

どんな仕事でも責任は伴いますが、医療職となると、その何十倍にも責任が伴ってきます。

もちろんその責務は果たさなければなりませんが、多少”楽観的”な人の方が、メンタルヘルス的には働きやすいんじゃないかなと思います。

逆に、医療職をしていて「責任の重さに押しつぶされそう」と感じている人がいれば、自分が潰れる前に、もう少し責任の軽いような仕事へ切り替えることをおすすめします。

  • 手を使って何かをすることが得意な人、手先が器用な人
  • 人と話すのが好きな人
  • 繊細すぎない人

こういう特性がある人は、歯科衛生士に向いていると思います!

上記のような特性があるけれど、「勉強が苦手で不安…」という方もいらっしゃるかもしれません。

でもそれは、全然心配いらないです。

正直、働き出したら嫌でも勉強するようになります(笑)

歯科衛生士学校に行っている間は、勉強が少し大変かもしれませんが…

資格さえ取ってしまえば、あとは流れに身を任せて、患者さんのために技術と知識を磨くのみです🪥


いかがだったでしょうか。

総じて言えるのは、強度のHSPで、手より頭を動かしたい私には向いてなかったということですね(^_^;)

でも大変な分、やりがいも多かった仕事だと思います。

素敵な職業ですし、現役で働いている方は本当に尊敬です。

私は”キャリアとして”は手放してしまいましたが、「歯科衛生士の資格を取って、働いてみてよかったな」と心から思います!


もし「歯科衛生士どうかな?やってみたいな」と迷ってる方、参考になれば嬉しいです。

歯科衛生士をされている方や医療職をされている方、少しでも共感できるポイントがあれば幸いです💝

それでは、今日はこんなところで終わりますね。

ご覧いただきありがとうございました🌿

harachan

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